英内務省は22日、欧州連合(EU)離脱に伴い一新する旅券(パスポート)を公表した。旅券でも離脱を誇示した形だが、英メディアによると、製造の発注先はフランス系企業で工場はポーランドといずれもEU加盟国が関係し、「完全離脱」とはいかなかったようだ。3月初めから発行する。
新旅券の表紙の色は、1988年に当時の欧州共同体(EC)諸国に合わせて採用したワインレッドから、それまでの紺色に戻した。偽造防止対策にも最新技術を施した。
パテル内相は「象徴的な色に回帰することで、再び国民のアイデンティティーと密になるだろう」と話している。
旅券製造の発注先は離脱前の入札でフランス系企業と決まっていたが、離脱支持派からは批判が出ていた。(共同)