【政界徒然草】世論は「桜」より肺炎対策へ 国会与党ペース、野党は“敵失”生かせず

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衆院予算委員会で退席を繰り返す主要野党の委員ら=2月19日、衆院第1委員室(春名中撮影)

衆院予算委員会で退席を繰り返す主要野党の委員ら=2月19日、衆院第1委員室(春名中撮影)

 令和2年度予算案は、2日から参院予算委員会に審議の舞台を移し、与野党攻防の第2ラウンドが始まる。これまでの衆院予算委員会の審議では、安倍晋三首相が閣僚席からヤジを飛ばすなど、野党の政権追及材料に事欠かなかった。しかし、野党は新型コロナウイルスへの対応などでまとまりに欠け、相手の“敵失”を生かせていない。すでに予算案は2月28日に衆院を通過し、年度内成立が確定しており、国会は与党ペースで進んでいる。

 「桜はもう、とっくに散っている」

 自民党幹部は首相主催の「桜を見る会」をめぐる問題の追及に固執する野党の姿勢をこう嘲笑した。

 野党は、「桜を見る会」の前日に首相の後援会が主催した夕食会をめぐり、会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(東京・赤坂)が発行した領収書に照準を絞り、追及に熱を上げた。

 領収書に照準を絞ったのは、ホテル側の広報担当者による野党への説明と、首相の予算委での答弁が食い違っていたからだ。

 ホテル側の説明通りならば、首相が虚偽答弁をしたことになるが、ホテル側が「上様」の宛名で発行した領収書の存在が確認され、野党側の追及の根拠は揺らぎつつある。

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