女優の石原さとみ(33)が主演するフジテレビ系木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(4月9日スタート、木曜後10・0、初回15分拡大)に女優の真矢ミキ(56)が出演。病院薬剤師、葵みどり(石原)の上司となる薬剤部の部長、販田聡子役で石原と初共演、木曜劇場にも初登場となる。
役どころは、部下に気を使う上司として新人の相原くるみ(西野七瀬)らに対しても細心の注意を払って優しく接し、ハラスメントに敏感な現代を象徴する上司。だが、単に優しいだけではなく、ある種のしたたかさ、計算高さもあり「そんな人間くさい部分が販田の面白さ。いとおしいズルさを出していきたい」と真矢。これまで演じたことのない新しい上司像だという。
石原については「いつもビタミンを発射しているような方で、さりげない気遣いが好き。みどりは彼女にぴったりの役」と太鼓判を押す。
「私が通っている薬局にも親切な薬剤師さんがいる」という真矢は、視聴者へのメッセージとして「私達の生涯をしっかり支えてくれている。調剤された薬にはこんなに人の思いが詰まっているということを感じていただけると思う。テクノロジーが進化する一方で、今の時代は少し閉鎖的に感じることもあるが、そんな時代だからこそ、このドラマでは温かみを感じられる場所を描いている。私はこの作品に出会っていろんな薬局へ行ってみようと思いました」と語った。
日本の連ドラ初となる病院薬剤師が主人公の作品。みどりが患者の“あたりまえの毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描いていく。
これまでに清原翔、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂のほか、でんでん、池田鉄洋、迫田孝也の出演も新たに決まった。
(産経デジタル)