【ワシントン支局】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで10日、中西部ミシガン州や西部ワシントン州など6州で予備選・党員集会が実施され、バイデン前副大統領(77)が中西部ミズーリ州と南部ミシシッピ州で勝利を確実にした。米主要メディアが報じた。
ミシシッピ州は黒人票が多く、バイデン氏が世論調査でリードしていた。今回の6州の予備選・党員集会では最大の票田であるミシガン州が焦点となっている。
指名を得るには、予備選・党員集会が実施される各州などに割り当てられた一般代議員3979人の過半数(1991人)を獲得する必要がある。