【米大統領選】民主党の「女性」副大統領候補は誰に 

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選挙演説を行い、バイデン前副大統領と抱き合うカマラ・ハリス上院議員(前列右)=9日、デトロイト(ロイター)

選挙演説を行い、バイデン前副大統領と抱き合うカマラ・ハリス上院議員(前列右)=9日、デトロイト(ロイター)
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 【ワシントン=大内清】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いでトップを走るバイデン前副大統領(77)が「ランニング・メート」(副大統領候補)に女性を起用すると明言したことで、誰がその座を射止めるのかに注目が集まっている。当選すれば、米史上初の女性副大統領が誕生する。支持の裾野を広げるためバイデン氏が重視するのは、人種か、政策か、それとも本選で激戦が予想される州への影響力か-。

 取り沙汰される女性らの中には、今回の指名レースでバイデン氏と争った「元ライバル」たちも多い。その一人が、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)。ジャマイカ系の父親とインド系の母親を持ち、女性のみならず非白人層への支持拡大も期待されるとみられる。

 指名争いから今月撤退したばかりのエリザベス・ウォーレン上院議員(70)や、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も候補だ。

 学生ローンの一部免除などを主張する左派のウォーレン氏が指名されれば、バイデン氏の穏健路線に不満を抱く党内左派へのアピールとなる。

 予備選序盤で存在感をみせたクロブシャー氏は、バイデン氏と同じ中道派だ。バイデン氏には、自身が仕えたオバマ前大統領と“二人三脚”で政権運営にあたったとの自負があり、自分のランニング・メートとは政策理念を共有できることが望ましいとの考えを示したこともあることから、政治姿勢が近いクロブシャー氏を有力視する声もある。本選で激戦が予想される中西部ミネソタ州を地元とし、同州への影響力を持つことも有利な材料だ。

 このほか、本選での重要州である中西部ミシガン州の知事で、今年の一般教書演説で反論演説を任されたグレッチェン・ウィットマー氏(48)▽昨年の反論演説を行った南部ジョージア州の黒人指導者、ステイシー・エイブラムス氏(46)▽アジア系のタミー・ダックワース上院議員(52)▽黒人のバル・デミングス下院議員(63)らの名が挙がっている。

 過去の女性副大統領候補には、1984年に民主党のモンデール前副大統領(当時、以下同)から指名されたジェラルディン・フェラーロ下院議員や、2008年に共和党のマケイン上院議員から指名されたアラスカ州のサラ・ペイリン知事らがいるが、いずれも落選している。

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