「もやもやしている」「1カ月つらかった」千葉女児虐待死、裁判員一問一答

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栗原勇一郎被告の判決公判が開かれた千葉地裁=19日

栗原勇一郎被告の判決公判が開かれた千葉地裁=19日

 栗原勇一郎被告の判決公判後に行われた裁判員らの記者会見での主なやり取りは次の通り。

 --裁判員を終えての感想は

 30代裁判員「このような虐待事件ということもあり、まだまだもやもやしているものがある」

 --どういう所がもやもやしているのか

 30代裁判員「被告が本当のことを説明してくれなかった。私の中では真実を言っているように思えず、そこがもやもやしている」

 --今回の事件の全容が自分の中でまだ明らかになっていないということか

 30代裁判員「心愛さんや心愛さんの母親に罪をなすりつけているようなニュアンスにとれる所が多いと思う。この辺が引っかかる」

 --証拠の中には動画や写真など、かなり刺激的なものもあったと思う。精神への負担などはあったか

 20代裁判員「そういう写真を見ることに慣れていないので最初は驚いた」

 30代裁判員「私にも女の子が2人いるので、かぶってしまうところがあった。つらい1カ月だった」

 40代補充裁判員「とてもひどい内容だった」

 --この事件についての印象は

 30代裁判員「児童虐待は年々増えていると思う。今回の事件は、家族以外の大人たちが止めるタイミングが何度かあった。このブレーキを被告が崩していって最終的には亡くなってしまうという悲惨な事件。一人でも多くの大人が児童虐待に気付けるような社会の仕組みに今後、なっていかなければならない」

 30代補充裁判員「今回の裁判をきっかけに、少しでも児童虐待が減ればと思う」

 --被告の印象は

 30代裁判員「被告のお母さんが絡む場面でよく泣いていたが、何の涙なのかなと思った。心愛さんの動画が法廷内で流れたが、その時は表情を変えていなかった。そういう所で違和感を覚えた」

 40代補充裁判員「自分は悪くない、悪いのは周りや児相という感じで、この裁判を通じて一貫して被告の証言はピンとこなかった。他の人の証言を照らし合わせても矛盾を感じた。やはり被告自身は自分が犯した罪を最後まで認めていなかったように思う」

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