橋本五輪相、北海道でのマラソン「変更考えられない」





橋本聖子五輪担当相・女性活躍担当相=24日午前、首相官邸(春名中撮影)

 橋本聖子五輪相は24日夜、安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が電話会談で、今夏の東京五輪・パラリンピックの開催を1年程度延期することで合意したことについて「アスリートは相当な不安、困難に直面していたと思う。早く決定したのは、本当にありがたい」と述べた。橋本氏は電話会談に同席後、内閣府で記者団の取材に応じた。

 橋本氏は首相が電話会談で「2年後の22年がベストだという考える人もいるかもしれないが、22年にまでなってしまうと、もはや20年の東京大会ではなくなる」と述べ、21年開催がベストだとの認識を示したことを明らかにした。

 開催時期については、橋本氏は「今年の開催はない。(来年の)夏ぐらいだと受け止めた」と述べた。マラソン競技を北海道で行うことには「現段階では変更になることは考えられない」と語った。費用や会場など今後の課題に対し、組織委員会、IOC、東京都と連携しながら、政府としてサポートしていく考えを強調した。

 橋本氏は今月26日に福島県楢葉町のJヴィレッジで予定される聖火リレーのグランドスタートは「行われない」と述べた。



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