IOC、会長と首相との会談は「建設的」 五輪延期

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東京五輪の開催時期をめぐりIOCのバッハ会長らとの電話会談を終え記者団の質問に答える安倍晋三首相=24日午後、首相公邸(春名中撮影)

東京五輪の開催時期をめぐりIOCのバッハ会長らとの電話会談を終え記者団の質問に答える安倍晋三首相=24日午後、首相公邸(春名中撮影)

 【ロンドン=板東和正】国際オリンピック委員会(IOC)は24日、バッハ会長と安倍晋三首相の電話会談後に声明を発表した。会談は「非常に友好で建設的だった」と表明した上で、双方が五輪開催を2021年以降、遅くとも同年夏まで延期することで一致したと明らかにした。

 声明によると、新型コロナウイルスの感染が世界で拡大する中、バッハ氏と安倍氏は「東京五輪が世界の希望」となるとの認識で一致。聖火については日本に置かれ続けることでも合意した。

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