艦内感染拡大の米空母、計2700人を下艦させ隔離へ 新型コロナ

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米原子力空母セオドア・ルーズベルト(AP)

米原子力空母セオドア・ルーズベルト(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】モドリー米海軍長官代行は1日の記者会見で、原子力空母セオドア・ルーズベルトの艦内で新型コロナウイルスの感染者が増えている問題で、感染者および感染の疑いがある乗組員計約2700人を下艦させ、停泊中の米領グアムの基地などで隔離措置をとる方針を明らかにした。

 モドリー氏によると、乗組員のうち既に約千人が下艦し、最終的に約2700人が数日中に艦を離れる。残る約千人は原子炉や兵器システムなどの管理のため艦内にとどまるとしている。

 また、これまでに検査した乗組員のうち93人の感染が確認されたが、いずれも軽症で入院の必要はないという。グアムの海軍病院に加え、沖縄から米軍の医療班55人が現地に送り込まれ支援に当たっている。

 セオドア・ルーズベルトでの新型コロナ感染をめぐっては、艦内での感染拡大に危機感を強めた同艦のクロージア艦長が海軍上層部に緊急対応を訴える書簡を送り、その内容が米紙に報じられた。

 モドリー氏は、艦長が上層部に書簡を送って懸念を伝えたこと自体は「いかなる報復措置の対象にもならない」としつつ、艦長自身が米紙に書簡をリークしたのだすれば「規律違反になる」と述べ、処罰の対象になりうると示唆した。

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