農水省、出勤半数以下に 新型コロナ対策で交代制





江藤拓農水相=国会・参院第1委員会室(春名中撮影)

 江藤拓農相は7日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、出勤する職員を通常の半数以下にする交代制の勤務を同日から始めたと明らかにした。「職員が一斉に(新型コロナに)かかって省の機能が停止すれば公僕としての責任が果たせなくなる」と強調した。

 江藤氏によると、本省に4858人の職員がいるが、出勤者を2138人に減らし、残りはテレワークなどによる在宅勤務にする。原則として職員を二つのチームに分けて交代制にするという。終了する時期は未定。

 農林水産省は2月下旬にテレワークの推奨を本格化したが、さらに活用を拡大する。一部職員を対象に平日の勤務を電車の利用者が少ない休日に振り替えることも検討する。



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