新型コロナめぐり国連安保理が初会合 米中対立で開催遅れる

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 【ニューヨーク=上塚真由】国連安全保障理事会は9日、新型コロナウイルスに関する非公開の緊急テレビ会合を開き、理事国が対策を協議した。新型コロナをめぐる安保理会合は初。感染源をめぐって米国と中国が対立するなどし、開催の調整が難航していた。

 グテレス事務総長はビデオ回線を通じて声明を出し、紛争地では人道状況に影響が出ているなどとし、「平和と安全保障への影響を抑えるのに、安保理の取り組みが重要になる」と結束を訴えた。

 会合後に、安保理の総意として、議長国のドミニカ共和国が「新型コロナの影響を受ける可能性がある紛争国に対する事務総長の取り組みを支持する」と表明したが、この日は、法的拘束力を伴う決議などは採択されなかった。フランスが医療物資を紛争地に届けるため停戦を促す決議案を提案しているほか、チュニジアも「新型コロナの影響を抑えるための国際行動」を求める決議案を主張しており、交渉が続いている。

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