栃木県矢板市長選 現職の斎藤氏が再選

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再選を決め、支持者らと万歳をする斎藤淳一郎氏(右から2人目)=12日、矢板市鹿島町

再選を決め、支持者らと万歳をする斎藤淳一郎氏(右から2人目)=12日、矢板市鹿島町

 任期満了に伴う栃木県の矢板市長選は12日投開票され、無所属で現職の斎藤淳一郎氏(47)が無所属の新人で元市議会議長、和田安司氏(59)=自民、公明推薦=を破り、再選を果たした。投票率は58・38%で過去最低。当日有権者数は2万6966人だった。

 斎藤氏の支持者らは同市鹿島町の空き地に集まり開票の行方を見守ったが、同日午後10時25分ごろ、当選確実の一報が入ると大きな歓声と拍手に包まれた。

 斎藤氏は「私の思いや考えに共感していただき、立派な票をいただいた。本当にありがとうございました」と頭を下げ、「まずは目前の危機として迫る新型コロナウイルス対策にしっかり取り組みたい」と決意を述べた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、出陣式の中止や集会の自粛など両陣営は対策を取りながらの選挙戦となった。

 斎藤氏は1期4年の実績を強調するとともに、感染防止対策を最優先に掲げ、「矢板から感染者を一人も出さないよう全力を挙げていきたい」と訴えた。公約にも国際医療福祉大塩谷病院の感染症医療に必要な設備導入などへの支援や感染症対策を加味した自主防災組織の拡充などを挙げ、支持を広げた。

 和田氏は市議の実績や経験を前面に出し、新型コロナウイルス対策では市長報酬を30%カットして取り組む考えを表明。「国と県と一つになって乗り越えていかなければならない」と支持を呼びかけた。自民、公明両党の推薦を受け選挙中には県議らが応援に入ったが、及ばなかった。(伊沢利幸)

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