衆院静岡4区補選・候補者横顔 山口賢三氏(72) 自然エネ活用を愚直に訴え





衆院静岡4区補選に立候補した山口賢三氏

 26日投開票の衆院静岡4区補選には、新人4人が立候補した。届け出順に、無所属新人で元会社役員の山口賢三氏(72)、無所属新人で元都議の田中健氏(42)=立民、国民、共産、社民推薦、自民党新人で元県議の深沢陽一氏(43)=公明推薦、NHKから国民を守る党の新人で元東京都江戸川区議の田中健氏(54)の4人で、候補者の人柄や訴えなどを紹介する。NHKから国民を守る党の田中健氏は取材に応じておらず、掲載を見送ります。

     

 静岡市と合併する前の清水市長選と2回の同市議選に続く4回目の出馬で、国政選挙には初の挑戦となる。「SDGs(持続可能な開発目標)の実践」「ノアの箱舟構想」「『そ・わ・か』の実践」の3つの提言を公約に掲げて独自の選挙戦を展開する。「そ・わ・か」とは掃除、笑い、感謝の実行を指す。

 旧庵原郡高部村大内(現静岡市清水区)に生まれ、昭和41年に県立清水工業高校を卒業後水道工事会社などに勤務し、一時、設備設計事務所を経営した。

 公約に掲げる「SDGs」に関して「(代表を務める)ソフトエネルギー県人会議は『SDGs』宣言ををし、多くの人に実践するよう呼びかけている」と力説。自然エネルギーの活用推進の重要性を訴える。

 また、「『ノアの箱舟』構想とは静岡市役所清水新庁舎建設計画に関連する対応。区役所や病院機能などを合体した客船クラスの船を建造し、清水駅近くに係留して避難民の受け入れなどに役立てたい」とし、国家レベルでの実現を目指す。

 趣味はビデオカメラ撮影。妻と2人暮らしで、県外に住む2人の息子と3人の孫がいる。



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