千早赤阪村は29日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、国民1人あたり10万円を給付する特別定額給付金事業に関する申請書類を30日に発送し、5月1日から受け付けを開始すると発表した。府内自治体では同村が最も早い受け付け開始となる。
同村では2285世帯、5129人に申請書を郵送し、受付後に口座振り込みで支給する。同封された返信用封筒で返送するか、マイナンバーカードを利用したオンライン申請で受け付ける。振り込みは5月中旬の予定。
松本昌親村長は「今回の国の緊急経済対策の趣旨に基づき、府内でいち早く10万円の給付金を支給するとともに村民生活の下支えを進めていく」とコメントした。