【新型コロナ】ドイツ 全店舗で再開認める プロサッカーも5月後半再開





テレビ演説するドイツのメルケル首相=3月18日、ベルリン(ロイター)

 【パリ=三井美奈】ドイツのメルケル首相は6日、新型コロナウイルス対策で3月から続いていた店舗閉鎖を解禁し、全店舗で営業を認める方針を発表した。欧州主要国で最も早く、正常化に向けて動き出した。

 解禁は感染に歯止めがかかったという判断からで、店が感染予防策をとることが条件。メルケル氏は「我々は、感染の最初の局面を乗り切った」と述べた。

 ドイツは4月20日、800平方メートル以下の店舗再開を認めていたが、今後は面積に関係なく全店舗で営業できるようになる。飲食店や映画館についても営業を認め、具体的な再開計画は各州の判断に委ねられる。サッカーの1、2部リーグについても今月後半から、無観客で再開を許可した。

 一方で、人との距離を1・5メートル開けるなどの規制措置は6月初めまで維持される。メルケル氏は、人口10万人当たり新たな感染者が50人以上出た自治体については、封鎖を再開する方針を示した。



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