路上で女性死亡 女児重体、東京・多摩 無理心中か

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現場のマンション付近を調べる警視庁の捜査員=9日未明、東京都多摩市

現場のマンション付近を調べる警視庁の捜査員=9日未明、東京都多摩市

 8日午後10時40分ごろ、東京都多摩市一ノ宮1丁目の路上で、「人が建物から落ちた音がした」と通行人から110番があった。30~40代ぐらいの女性と小学2年の女児(7)が倒れており、女性は搬送先の病院で死亡が確認された。女児は意識不明の重体。

 警視庁多摩中央署は、2人は親子で付近の10階建てマンションから飛び降りて無理心中を図ったとみて調べている。

 同署によると、マンションの屋上には2人分の靴とリュックサックが置かれていた。女性は知人の携帯電話に、別れを告げる内容のメッセージを送っていた。 近所の男性は「大きな音がして外に出ると、2人が倒れていた。女性は心臓マッサージを受けていたが動かず、女の子は『痛い、痛い』と叫んでいた」と驚いた様子で話した。

 現場は京王線聖蹟桜ケ丘駅から西に約400メートルの住宅街。

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