大阪維新の会代表の松井一郎・大阪市長は29日の記者会見で、大阪都構想の住民投票の実施時期について「9月を最終判断の時期としたい」と述べた。
住民投票を予定通り11月に実施するためには9月中に大阪府市両議会で制度案の議決を得る必要がある。松井氏は、制度案を議会に提出するかどうかは7月に判断し、提出したとしても新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては「(議決せずに)継続審議とし、11月の(住民投票の)実施をやめる手法もあり得る」とした。
ただ、新型コロナの現状は、大阪府が定めた感染拡大の再警戒基準「大阪モデル」の達成が続いているとし、「このままいけば、予定通り11月に実施したい」と強調した。