「警官に突き飛ばされ重傷の男性は極左関係者」 トランプ氏が「陰謀論」を紹介か

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米ニューヨーク州バファローで警官に突き飛ばされ、地面に倒れたデモ参加者の男性=4日(ロイター)

米ニューヨーク州バファローで警官に突き飛ばされ、地面に倒れたデモ参加者の男性=4日(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は9日、東部ニューヨーク州バファローで黒人男性暴行死事件の抗議デモに参加していた男性(75)が警官に突き飛ばされ重傷を負った事件に関し、親トランプ系のニュース専門テレビ局OANの報道を引用し、男性は極左勢力「アンティーファ(ANTIFA)」関係者の可能性があるとツイッターで主張した。

 米メディアによると、OANの報道は保守系ブログへの匿名の書き込みを裏付けなしに伝えたものとされ、具体的な根拠に乏しい「陰謀論」をトランプ氏が紹介した可能性が高いとみられている。

 トランプ氏は「警官に押された力に比べて転び方が大げさだ。(警官を陥れようと)仕組んだのか」とも書き込んだ。

 これに対しニューヨーク州のクオモ知事は9日の記者会見で「非難されるべき愚かなコメントだ」と述べ、トランプ氏に負傷した男性への謝罪を求めた。

 共和党のスーン上院院内幹事も「事実と証拠がある場合のみ行われるべき告発だが、何も確認できていない」と懸念を訴えた。

 男性を突き飛ばした警官2人は暴行容疑で訴追されている。

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