辺野古移設工事、１２日再開　新型コロナで一時中断　沖縄県の反発必至

　防衛省沖縄防衛局は１１日、新型コロナウイルスの影響で中断している米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古への移設工事を１２日から再開すると発表した。７日投開票の県議選（定数４８）では、辺野古移設反対の候補が過半数を占めており、県が反発するのは必至だ。

　沖縄防衛局によると、工事関係者１人が新型コロナに感染し、４月１７日から止めていた。受注業者と協議し、一部の業者から中断継続の意向が示されていたという。