新型コロナウイルスに感染して療養していた俳優の石田純一さん(66)が11日、文化放送の「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」にコメンテーターとして復帰し、緊急事態宣言下に沖縄に行き体調不良となったことを「考えが足りなかったことは間違いなかった。自分は大丈夫なんだという正常性バイアスがきいていた。過信でした」と謝罪した。
石田さんは緊急事態宣言が発出された後の4月10日に仕事で沖縄を訪れ、帰京後に入院。15日にPCR検査で新型コロナウイルスの感染が分かった。石田さんは「新型コロナウイルス感染が拡大する中でゴルフをしたこと、外出自粛要請が出ている中、仕事とはいえ沖縄に行ったことは判断を誤った。沖縄で滞在したホテル、ゴルフ場、交通機関にご迷惑をおかけしましたので改めておわびいたします。申し訳ありませんでした」と謝罪。
また、東京都の緊急事態宣言が解除された5月末、快気祝いとして飲食店を訪れていたと報じられたことについても、「反論はございません。浅はかだった」と事実関係を認めた。「完治というお墨付きをもらい、あいさつ回りと申しますか、それで出かけたのは事実です。奥さん(タレントの東尾理子さん)は『絶対行くな』と言っていたので、怒られています」と釈明した。
自宅療養中は、家族と隔離されて過ごしていたと説明し、「子供たちがベランダ越しに来てくれて、『パパ良くなってよかったね』『明日になったらもっと良くなるからね』と言ってくれて癒やされました」と話した。