パワハラで映画会社社長ら提訴 アップリンク元社員ら


 東京と京都で映画館を運営し、作品製作や配給などを行う映画会社「アップリンク」の男性社長から日常的にパワーハラスメントを受けたとして、元従業員5人が16日、社長や同社に計約760万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 原告側によると、5人は元社員や元契約社員ら。他の従業員や映画館の客の前で理不尽な理由で叱責され、「おまえは病気だ」などと人格を否定されるような発言もあったという。パワハラが横行する職場環境の改善を求めたが、社長から「議論の余地はない。会社に残るか、去るか」と告げられたとしている。

 同社は「訴状が届いていないためコメントできない」としている。

 同社は昭和62年に映画の配給会社として設立。映画館運営では東京の渋谷と吉祥寺のほか、今月11日に関西初のアップリンク京都を開業した。



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