コサキン・天海「大変な時期だからこそ、笑っていただけたら」





「マネもの」がライフワークの(左から)小堺一機、天海祐希、関根勤(C)フジテレビ

 タレントの小堺一機(64)、関根勤(66)、女優の天海祐希(52)はモノマネが大好き。そんな3人が、新しい人材発掘にこだわりながら今気になっている“モノマネ芸人=マネもの(真似者)”を各カテゴリーの「ベスト3」で紹介していくフジテレビ系「コサキン・天海の超発掘!ものまねバラエティー マネもの」(24日放送、後10・0)。

 2014年6月に初登場し、6回目の放送となる。今回は待望の新作から過去全500ネタの中から選ばれた名作まで、新旧の“マネもの”を届ける。

 恒例となった!?トップバッターの“マネもの”は天海。番組のために練習に励んだモノマネ3連発を披露する。その後の「ベスト3」の一部を紹介すると…。

 「木村拓哉の娘・CocomiとKoki,のインスタライブ」といった「今最も旬な人」編をはじめ、「『ザ・ノンフィクション』に登場する、借金で傾いたお店を切り盛りする46歳女性」といった「テレビ番組」、「人とぶつかる山下達郎」という「ビックアーティスト」、「途中からセクシーすぎてよからぬ妄想をかきたてられる新幹線のアナウンス」という「女性アナウンス」など。

 コロッケ、友近、原口あきまさ、ホリ、中川家らモノマネの実力派から原石である若手まで、新旧織り交ぜたネタに圧倒されっぱなしで放心状態の3人が収録後、コメントを寄せた。

 --1年ぶりの放送が決まった時の感想は?

 小堺「『ぎんざNOW!』(1972~79年、TBS)で5週勝ち抜いた時くらいうれしかったです」

 関根「収録日が決まってすぐにカレンダーに二重丸をつけた。遠足を楽しみにしている小学生みたいな感じでひたすら待ちました」

 天海「このような大変な時期に不安や心配などを吹き飛ばして笑っていただけるんじゃないかなと思ったので、決まった時はすごくうれしかった。私もこの番組の収録を楽しみに自宅待機の日々を頑張りました」

 --収録を終えられて

 小堺「クオリティーが高いモノは新・旧作の枠を超えるんだなと思った。改めて“おもしろい”というのはすごいな、と。進化したモノマネを見せてくださる出演者のみなさんには頭が下がります」

 関根「過去の傑作ネタと新作のおもしろいネタが楽しめる、いわばリバーシブル製品のようなぜいたくさです」

 天海「今回は私が大好きなネタも多く、お笑い番組を作られているプロが選んだネタを自分も選べているのだなと思ってうれしかったです」

 --視聴者へのメッセージをお願いします

 小堺「番組が始まったらトイレとか行かなくていいように、食べたいものなども準備していただいて万全の状態でごらんいただきたい。時期的に窓を開けている方々も多いかと思うが、大きな声で笑っていただきたいです」

 関根「僕のレパートリーの大滝秀治さん、長嶋茂雄さん、ジャイアント馬場さん…20歳前後は知らない人が多い。そんな時はインターネットで調べてご本人を見てからもう一度ごらんいただきたい。すぐ調べられるのはいい時代。モノマネが“私もできる”と思った視聴者の方々はぜひチャレンジしてほしい。たくさんいらしたら次回は参加枠も作りたいと思います(笑)」

 小堺「一般枠…おもしろいかもしれない。カラオケで若い人が上司の歌う曲を聴いて知らなかった昭和の曲を好きになったという話がある。この番組をきっかけに“こういう人がいたんだ”と知ってもらえたら芸能史の勉強にもなると思います」

 天海「みんなが同じ状況で耐えて励まし合っている中で、私自身もこんなことが生きている間に起こるなんて…と思った。日本全国の方々が同じ時間に笑えるというのはテレビならではの力。この状況を乗り越えていくためにも大きな声で笑っていろんなことを吹き飛ばしながらごらんいただけたらと思います」

(産経デジタル)



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