人工知能(AI)ベンチャーのプリファード・ネットワークス(東京都千代田区)は、グリー子会社のWFS(同港区)とAIを活用したゲームコンテンツを共同開発する。
プリファードはキャラクターを自動で生成する技術を持つ。AIの深層学習(ディープラーニング)を活用し、キャラクターの開発スピードを上げる。WFSは、プリファードの自動生成技術をゲームコンテンツの開発に生かす。
プリファードは深層学習やロボティクスなどの先端技術の実用化を目的に平成26年3月に創業。コンテンツ関連では、インターネットベンチャーのピクシブ(同渋谷区)と線画自動着色サービスを手掛けている。ゲームやアニメなどのコンテンツ製作の現場では、長時間労働が常態化しているとされているが、プリファードの技術はコンテンツ製作現場の働き方改革に役立ちそうだ。