借金のカタに焼肉店オープンさせタダ働き 組幹部ら逮捕 

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 男性を焼肉店の名義人にさせた上、1年間働かせたとして、大阪府警捜査4課などは18日、強要容疑で、特定抗争指定暴力団山口組系幹部の男(64)=大阪府岸和田市=と組員の男(42)=同府忠岡町=ら男4人を逮捕した。いずれも容疑を否認している。

 同課によると、男性は組員の男らに賭博などで借金があり、店で働いた分の給料は全て借金返済のため取り上げられていた。

 逮捕容疑は共謀し、平成30年12月上旬、岸和田市内の飲食店で、30代の知人男性に対し「おまえが名義人になれ」などと脅迫。焼肉店を開業するための賃貸借契約書に署名・押印させた上に、開業した店で1年間にわたって働かせたとしている。

 組幹部の男はこの焼肉店を資金獲得活動(シノギ)に使っており、暴力団組員では賃貸借契約を結べないため、男性を利用したという。

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