静岡市長「痛恨の極み」 4人犠牲の工場火災

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 火災が発生した「レック静岡第二工場」の倉庫=5日午前9時54分、静岡県吉田町(共同通信社ヘリから)
 火災が発生した「レック静岡第二工場」の倉庫=5日午前9時54分、静岡県吉田町(共同通信社ヘリから)

 静岡県吉田町川尻の「レック静岡第二工場」の倉庫で5日未明に発生した火災で、静岡市消防局吉田消防署の消防隊員とみられる3人を含む計4人が犠牲になった。これを受け、静岡市の田辺信宏市長は同日夜、市役所で記者会見し、遺体で発見された4人の身元について「現在、確認中」とした上で「ご家族の心情を察すると、悔やんでも悔やみきれない痛恨の極みだ」と悼んだ。

 会見に同席した市消防局幹部の説明によると、5日未明、消防隊員らが119番通報を受けて現場に到着した際、倉庫の入り口から出火や煙を確認できなかった。このため、火の元を確認しようと、吉田消防署所属の指揮隊員の判断で屋内に入った。その後、爆発に伴うとみられる黒煙が突然噴出し、消防隊員らは逃げ遅れたという。

 市消防局側は倉庫火災の対応マニュアルに沿って訓練してきたといい、海野雅夫・市消防局長は倉庫内に入った判断について、現時点で「適正だった」と語った。出火原因については「まだ鎮火しておらず、内部に入って調査できないので、分からない」と述べるにとどめた。

 出火した倉庫は平成30年7月にも火災が発生し、1階の一部を焼失している。

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