ポーランド大統領選 現職が接戦の末、勝利

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12日、ポーランド・ワルシャワ近郊で、勝利のポーズをとる現職ドゥダ氏(中央)(AP)

12日、ポーランド・ワルシャワ近郊で、勝利のポーズをとる現職ドゥダ氏(中央)(AP)

 【ロンドン=板東和正】ポーランド大統領選の決選投票が12日行われた。13日に開票が進んだ結果、愛国主義的な保守与党「法と正義」出身の現職ドゥダ氏(48)が中道の最大野党「市民プラットフォーム」のリベラル派でワルシャワ市長のチャスコフスキ氏(48)を破り、勝利した。大統領の任期は5年。

 ロイター通信によると、開票率99%以上で、得票率はドゥダ氏51・21%、チャスコフスキ氏48・79%で接戦となった。ドゥダ氏の下、与党が進める強権政治に反発する国民が増えたことで、自由で開かれた社会の実現を訴えるチャスコフスキ氏の得票が伸びたとみられる。欧州連合(EU)も、与党の政策を批判してきた。投票率は7割に迫る高い水準で、国民の関心の高さがうかがえる。

 ドゥダ氏は、与党が提出した政府による報道統制や司法介入を可能にする法案に相次いで署名してきた。今後も同党の政策を支持する見通しだ。

 ポーランドの政治の実権は首相にあるが、大統領には法案への拒否権があり、チャスコフスキ氏は選挙に勝利した場合、民主主義に反する内容の法案に署名しない方針を示していた。

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