交通費を捜査費と偽る SIT警部補「節約を…」懲戒免職に 警視庁

[ad_1]



警視庁=東京都千代田区

警視庁=東京都千代田区

 私的な交通費などを捜査に使ったと偽って上司に書類申告し5年間で計約13万円を不正に得ていたなどとして、警視庁は17日、捜査1課特殊班(SIT)の男性警部補(44)を懲戒免職処分にし、虚偽有印公文書作成・同行使と詐欺の疑いで、東京地検に書類送致した。警部補は「将来に備え、少しでも節約したかった」などと話しているという。

 人事1課によると、警部補は平成26年10月、誘拐や立てこもりなどの事件を専門に扱うSITに着任。27年2月~令和2年1月の間に、私的な交通費や駐車場代を「捜査諸雑費」の支出として偽り、上司に57回にわたり申告し、計13万1385円を不正に得ていた。

 通勤手当を支給されている自宅から警視庁までの東京メトロなどの鉄道区間も定期券を購入せず、子供用の回数券を使用したり、一部を捜査諸雑費として計上したりしていたという。東京メトロから警視庁に「子供用の回数券を使っている(職員がいる)」と連絡があり発覚した。

 警視庁は不正を見抜けなかったなどとして、捜査1課の係長や管理官ら3人も警務部長注意にした。警務部の宮島広成参事官は「信用を著しく失墜させる行為であり誠に遺憾。会計事務における確認を徹底し再発を防止したい」などとコメントした。

[ad_2]

Source link