再生エネ包括政策策定へ　梶山経産相「競争力を強化」

　梶山弘志経済産業相は１７日の閣議後の記者会見で、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及に向けた包括政策を策定すると正式に表明した。産業の競争力強化、インフラ構築、地域社会との共生の３点を柱に検討する。

　梶山氏は、海外では再生エネのコスト低下が進み、導入が加速していると指摘。「日本でも再生エネを産業として捉え、競争力を強化する必要がある」と述べた。

　政府は再生エネの主力電源化を目指しているものの、コスト低減や電力の安定供給などが課題となっている。