米国人の27%「在韓米軍いらない。今すぐ撤収させろ」

在韓米軍に関する米国世論は珍しい気がする。米国のウエスタンケンタッキー大学傘下の研究チームが調査を実施した結果、全体の27%が在韓米軍撤退に賛成していることが分かった。無視できない数字だ。この大学自体がレッドステートのケンタッキー州にあるから共和党支持者が多く回答しているものと思われる。こうしたトランプ政権の外堀を埋めるような記事が最近増えてきているのが気になる。

米国人の43%「在韓米軍の撤退に反対」…賛成は27%=米大学研究所の調査結果

米国人の43%は在韓米軍の撤退に反対しているという設問調査の結果が出たと、米国政府が運営する国営放送であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)が18日(現地時間)報道した。賛成する回答者は27%となり、ここには共和党支持者が多くいた。

VOAによると、米ウェスタン・ケンタッキー大学傘下の国際世論研究所の研究チームは、17日に米国人1024人を対象に設問調査を実施した結果、回答者10人中4人が在韓米軍撤退に反対したと伝えた。

またこの研究チームはウェブ(Web)を通して去る7日に、在韓米軍とアフガニスタン駐屯米軍の撤退について設問調査した結果、在韓米軍撤退を支持した回答者は26.8%と集計された。

この設問調査によると、在韓米軍撤退に「強く同意しない」は12.93%、「同意しない」は29.92%など、42.85%が米軍の撤退に反対していると集計された。一方、撤退に「同意する」は22.01%、「強く同意する」は4.83%となり、26.84%が撤退を支持しているという結果が出た。

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積極的に在韓米軍撤退を支持する人が多いのは脅威

アメリカ軍の話題って、最近どうなったんですか?全然報道がないですよね?

うむ。先日も調べたと思うけど、ビーガン代表が訪韓した際にSMAについても協議したというのが最後だね。おそらく何の話し合いも行なわれていないが、その結果どうなるかについて報道しているメディアもいない状態だ。

このままだと、予算がなくなって撤退するしかないのでは?

な。在韓米軍兵の給料は一体誰が出してるんだという話になる。米軍基地で働く韓国職員の給料は韓国政府が一時的に負担することで合意したが、米軍兵までとなるとSMAの妥結が必要になるはずだ。

そうですよね・・・。誰も何も言わないのが、ホントに不思議です。

先日もあったけど、トランプが韓国文在寅のことは好きじゃないと言ったよな。他にも在韓米軍の撤収について米国防総省がホワイトハウスに提案したという報道もあった。いずれも最近のことではないが、このタイミングで一斉に報道されたのには訳があると思う。

この記事は、最近のアンケート結果ですか?

世論調査そのものは最近だね。米国のウエスタンケンタッキー大学の傘下研究チームが実施したもので、回答数は1,000人程度と極少だがその中で興味深い傾向が出た。全体の27%が在韓米軍の撤収に賛同していたようだ。

あれ?このアンケートは、賛成と反対を合計しても100%にならないです!数字がおかしいと思います。

どちらでもない、分からないという人が30%以上いることになるね。それを省いて単純に42.85%と26.84%を比較した場合、その数字は無視できないものになるだろ?積極的に在韓米軍撤収を支持する人がこれだけ多いのは脅威だよ。
米国防総省が在韓米軍縮小案を3月に提案していた

ちなみにこの大学があるケンタッキー州は典型的なレッドステートだ。ビルクリントン元大統領の時だけ民主党であとは共和党。だからトランプの政策を積極的に支持する人は多いと思うよ。

そうなんですね・・・。じゃあ、撤退しますか?

うむ。米国防総省が在韓米軍縮小の案を提示したことがウォールストリートジャーナルで報道された。今現在の話ではないが、3月に提案したことだという。最近ではWSJも大手ネットサイトに出稿するようになったらしい。
トランプ政権、在韓米軍の削減を検討
7/18(土) 11:02配信 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版

米国防総省は韓国に駐留する米軍を巡り、削減を含めた選択肢をホワイトハウスに提示した。米関係者が明らかにした。ドナルド・トランプ大統領は韓国に対し米軍駐留経費の大幅な負担増を求めており、両国の間でつばぜり合いが続いている。

軍関係者によると、国防総省は縮小の可能性も含めた世界における米軍再編を検討する一環として、韓国に駐留する米軍の在り方を見直している。

トランプ政権関係者は、在韓米軍を現在の2万8500人から縮小する案の詳細について明らかにしなかった。縮小に関しては何も決まっていないという。
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「米国防総省、3月に在韓米軍縮小案をホワイトハウスに報告」=WSJ
7/18(土) 13:32配信 中央日報日本語版

米国防総省がホワイトハウスに在韓米軍縮小案を提示したと、米ウォールストリートジャーナル(WSJ)が17日(現地時間)、米軍幹部を引用して報道した。韓米が防衛費分担金に合意できない状況で、米国の在韓米軍縮小カードに対する懸念が強まるとみられる。

WSJは「トランプ政権が韓国での兵力縮小を天秤に掛けている」(Trump Administration Weighs Troop Cut in South Korea)と題した記事でこのように伝え、米統合参謀本部が世界の米軍をどう再配置して駐留規模を縮小するか広範囲な再検討の一環として在韓米軍の構造を見直していると報じた。

WSJは、ホワイトハウスが昨年秋、中東、アフリカ、欧州、アジアなどを含め全世界に駐留する米軍の撤収のための予備的オプションを提示することを指示し、米国防総省は同年12月、中国、ロシアとの競争のための戦略と米軍の循環配置の重要性などを反映した広範囲のアイデアを出したと説明した。続いて3月には米国防総省が韓国に対する複数のオプションを整理し、これをホワイトハウスに提示したと、WSJは伝えた。現在、在韓米軍は約2万8500人水準。
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3月の話がなぜ今になって出てきたかだ。不思議だと思わないか?3月にそんな話を俺は聞いた覚えがない。

確かに!もし報道されてたら、覚えてると思います。

3月と言えば在韓米軍の防衛費交渉の期限を迎えるタイミングだったからな。俺はあの後どこかでこっそり合意したんじゃないかと疑ったりもしたが、ビーガン代表の訪韓時にもSMAの協議があったという話でそれは否定された。

あれ?でも、もし合意してても、同じように後にならないと報道されないのでは?

そうだとすると今度はここ最近の相次ぐ報道との整合性が取れないよな。トランプが韓国文在寅を嫌がり、在韓米軍の縮小案を3月に出していたと報道される。この後SMAが劇的に妥結に至るというなら単なる演出に思えるけど、そういう雰囲気はないよな。だからこの話は過去の話とは思わない方がいいね。

色んな報道を出して、韓国に分からせようとしてる気もします!でも、ムン大統領は払わないと思います・・・。
在韓米軍事案も8月からが本番か

それから来月の今頃はGSOMIA破棄問題で紛糾しているはずだからな。8月になれば日本と韓国の対立が一気に表面化する。そうなれば在韓米軍はますます撤収の方向に傾くだろう。

8月に、色んな事が起こりそうですよね・・・。ネットユーザーの反応を見ます!
・朝鮮戦争を戦ったアメリカとしては、当然の考え方だと思います(UHさん)
・韓国で調査したら、50%以上が賛成すると思います(VGさん)
・撤退したら韓国がレッドチームになるから、サードを置けば抑止力になります(FQさん)
・在韓米軍が撤退して、北朝鮮に占領してもらった方が世界にとっていいと思います(RRさん)

この“レッドチーム”という言葉は本来は味方=ブルー、敵=レッドという意味で使われるんだけど、中国がたまたま赤い国旗だから中国寄りかそうでないかという意味で使われることの方が多いね。個人的にはこの言葉はもう使いたくない。

そうなんですか?でも、確かに共和党は赤いし、誤解を生みそうですよね・・・。

在韓米軍を撤退させて北朝鮮に占領させる考えが普通のネットユーザーから出てきたことにも時代の変化を感じるね。それほどまでに韓国との距離を遠ざけたい人が出始めている。産経新聞とかもよく誤解してるんだけど、韓国が愛国心を発揮するから日本人が嫌がっているわけではないからね。それ以前の根本的な問題だよ。

それは、思います!日本のメディアは、日本人の世論を理解してない気がします。韓国としても、日本との関係はなくさないといけないです!

まあ8月だよ。とにかく8月からの動きだ。これからの2カ月間は最も重要な期間になるだろう。期待しておこうじゃないか。在韓米軍についても何らかの結論が出されることだろう。

韓国の皆さん、日本は令和時代で復活します!韓国とはもう関係がなくなるし、助ける事もありません!さようなら!

日本は関係ない!統一おめでとう!韓国さようなら!