【赤の広場で】三浦春馬さん悲報に涙

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三浦春馬さん

三浦春馬さん

 「世界中の俳優の中でも一番好きだった。顔やスタイルが格好良くて、演技も大好き。本当にショックです」。18日に訃報が伝えられた俳優、三浦春馬さん(30)について、知人の20代のロシア人女性からそう聞かされた。彼女によると、三浦さんが出演した映画「恋空」や「進撃の巨人」はロシアの若者の間でも大人気だったという。

 うかつにも記者はそのことを知らなかった。ロシアのSNS(会員制交流サイト)をのぞいてみると、三浦さんを応援する複数のグループがあり、それぞれ数千人が参加していた。「信じたくない」「涙が止まらない」など、若い女性を中心に数えきれないほどの追悼コメントが並んでいた。

 ロシアでは「コスプレイチ(コスプレをする)」という新しい動詞が誕生したり、日本の映画やアニメ、マンガなどを翻訳したウェブサイトが活況を呈したりと、日本のサブカルチャーが驚くほど浸透している。三浦さんら俳優やアニメーターらの才能と努力のたまものだろう。

 日本で「おそロシア」とも呼ばれ、北方領土問題で隔たりが大きいロシアだが、少なくとも両国の若者の間では“文化的言語”の共有が進んでいると感じる。この傾向が今後も続き、日露の相互不信が少しずつでも払拭されていくことを願っている。(小野田雄一)

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