バンクシー油絵に3億円 収益でパレスチナ病院支援

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ロンドンの競売で落札されたバンクシーの油絵3連作の1枚=23日(英PA通信=共同)

ロンドンの競売で落札されたバンクシーの油絵3連作の1枚=23日(英PA通信=共同)

 素性不明の芸術家バンクシーが2015年からの欧州難民危機を題材に描いた3連作の油絵が28日、ロンドンで競売にかけられ、223万5千ポンド(約3億360万円)で落札された。収益はパレスチナ自治区ベツレヘムの病院に寄付される。競売大手サザビーズが発表した。

 作品は「地中海の風景2017」で、海岸に打ち上げられた救命胴衣などを描写。内戦下の中東やアフリカから欧州を目指し、危険を冒して地中海を渡った難民や移民を想起させている。

 収益は新たな病棟の建設や小児患者用の機器購入に充てられる。事前の落札予想価格は80万~120万ポンドだった。

 バンクシーはベツレヘムで、イスラエルのパレスチナ占領政策を風刺する作品を数々発表。今回の作品は最近まで、バンクシーが出資して17年にベツレヘムに開業したホテルに飾られていた。ホテルはイスラエルが「テロ防止」名目で建設した分離壁が、全客室から見えることで知られる。(共同)

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