群馬県教委、オンライン学習支援サイト開設 ICT活用で理解を深化





群馬県庁の動画・放送スタジオ「ツルノス」。山本一太知事(右)は、情報発信に力を入れる=県庁(代表撮影)

 群馬県教育委員会は1日、児童・生徒向けの教材となる動画や関連サイトを一元化した「ぐんまの子供のためのオンライン学習支援サイト」を開設する。インターネットを使った学習環境を充実させ、ICT(情報通信技術)を活用した学習を促す。

 新サイトは、既製の学習教材の動画約1500本について学年や教科、単元ごとに整理し直して収録。具体的な内容は家庭科のボタン付けや英語の発音などで、動きや音声で理解を深めやすくする。

 このほか、県のユーチューブチャンネル「tsulunos(ツルノス)」で配信済みの「オンラインサポート授業動画」、文部科学省の子供の学び応援サイトなどのリンクも掲載。アクセスするだけでさまざまな教育コンテンツを利用しやすくした。

 県内の公立小中高校で導入が計画される児童・生徒1人1台のパソコンを使った利用を想定。新型コロナウイルス感染の再拡大「第2波」に伴い、再休校となった際に学びの場を提供する狙いもある。

 新サイトは県教育総合センターのホームページ内の高校生向けページを刷新して開設する。



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