JTB、日本旅行は割引上限変更なし GoToトラベル 地域共通クーポンも予定通り

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JTB、日本旅行は割引上限変更なし GoToトラベル 地域共通クーポンも予定通り

 政府の観光支援策「Go Toトラベル」を巡り、大手宿泊予約サイトで割引上限額を引き下げたり、利用回数を制限したりする動きが相次いでいる。10月から東京が割引対象となったことから利用者が急増し、国から各社に配分された予算が少なくなってきたことが原因とみられる。

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 1人1泊当たりの割引上限額を引き下げたのは、じゃらん▽一休・com▽ヤフートラベル――など、インターネット専業の予約サイト。従来は最大「1万4000円」の割引だったが、10月10日以降に予約した旅行から最大「3500円」までとした。各社が9日にホームページで公表した。大手旅行会社のJTBや日本旅行などは、上限額を変更していない。

 Go Toトラベルは、旅行代金の35%分を割り引く事業。例えば4万円以上の高級ホテルなどに宿泊した場合は割引上限額の1万4000円が割り引かれ、1万円のホテルなどに宿泊した場合の割引額は3500円となる。こうした割引のほか、旅行代金の15%分(最大6000円)が地域の土産物店や飲食店で使用できる「地域共通クーポン」として配布されるが、この点の変更はない。

 割引にあてる予算は、国が各社の前年度の販売実績などに基づいて配分している。ヤフートラベルの広報担当者は「割り当てられた予算を検討した結果、割引上限額を引き下げた方がより多くの人に利用してもらえると判断した。予算が枯渇しているわけではないが、そうなる可能性も出てきた」と説明する。

 また、楽天トラベルは利用条件を変更し、1会員につき1回までという制限を設けた。広報担当者は「予算に上限があり、できるだけ多くの人に使ってもらうための苦肉の策」と話す。

 加藤勝信官房長官は12日午前の記者会見で「10月に入り、オンライン旅行会社では急激に販売が増加している。事業の円滑な実施に関し、観光庁において対応を検討している」と述べた。

 Go Toトラベル全体の予算額は約1・3兆円。観光庁によると、事業を開始した7月22日から9月15日までに割引支援額にあてたのは約735億円(速報値)にとどまっている。観光庁の担当者は「事実関係を確認中。追加の割り当ても含めて対応を調整している」と話す。【小坂剛志】

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