【パリ共同】フランスとサウジアラビアの映像制作会社2社は12日、元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告の変転を描くドキュメンタリー作品と連続番組を被告夫妻の協力を得て合作すると発表した。フランスのメディアが伝えた。
制作するのはフランスの独立系アレフワンとサウジのテレビ局MBCの系列会社。「自動車業界で最も有力な経営者の一人だったゴーン氏がレバノンへ逃亡し、日本一のお尋ね者となった経緯を描く」としている。
ドキュメンタリーは9月からレバノンの首都ベイルートで撮影が始まっており、年末までフランス、日本、米国で撮影。ゴーン被告らのインタビューが盛り込まれる。