JR東京駅丸の内地下中央口を出てほど近いところにひっそりと「りんご自販機」が今月6日に設置されてから13日でちょうど1週間がたった。JR東日本ウォータービジネスの広報担当者・小室さんはその反響の大きさに驚きを隠せない。「予想を大きく上回る反響と売れ行きです」。
りんごジュースのみを販売する「りんご自販機」には、青森りんごのふじ、とき、ジョナゴールドのジュースに加えて、期間限定で希少品種のりんご「世界一」をつかったジュースも販売。「世界一」は280mlで300円という破格の値段設定にもかかわらず、SNSで注目を集め、人気が爆発。「当初は来年1月ごろまでの販売を予定していたのですが、予想以上の売れ行きにとてもじゃないがそこまでの販売は不可能という状況です」と期間が短縮されることが予想される。
「りんご自販機」は東京駅と上野駅に設置。青森県外での設置は今回が初だという。この時期に設置されたのは、「新型コロナの感染が広まるなか、GO TOなども始まりましたが、まだ青森へはなかなか行けない首都圏のお客様に青森りんごを使ったジュースを飲んでいただき、青森の魅力を感じていただければ」と話した。