ダイハツ36万台リコール 後輪ブレーキ不具合など


 ダイハツ工業は15日、後輪ブレーキに不具合があったとして、軽乗用車「ムーヴ」や「タント」など19車種計35万3578台(2017年10月~18年5月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

 
 国交省によると、後輪ブレーキ内にある部品のねじに塗られる防さび用のグリースが不足していた。ねじがさびると、ブレーキを普段よりも深く踏み込まないと作動しない可能性があるという。計636件の不具合が報告されているが、事故は確認されていない。

 対象車には、OEM(相手先ブランドによる生産)供給したトヨタ「パッソ」「ルーミー」やスバル「ステラ」なども含まれている。

 ダイハツ工業はまた、後部ランプに不具合があったとして、ムーヴとステラの2車種計1万3210台(17年7月~同12月製造)のリコールも届け出た。不具合は計314件報告されている。 



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