
車道の中央付近を自転車で走る金髪の男。
反対車線から車が近づいてくると…車に向かって急ハンドルをきったのです。
危険行為について注意した男性を暴行した疑いで逮捕されたのは成島明彦容疑者。
実はこの男、「ひょっこり男」と呼ばれ、去年も車に急ブレーキをかけさせた疑いで逮捕され、今年懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を受けていたのです。
そんな中で起こした今回の行為に、街の人は…。
女性:
「危ない。何回もようやれるなと思って」
男性:
「ちょっと異常だなと思いましたけどね…僕も車を運転するんで、あんなことされたらひやっとしますし」
別の女性:
「執行猶予中の再犯やから捕まったら今度実刑なるでしょ」
連れの女性:
「そのぐらい(実刑)しないと…してもわからへんかな」
執行猶予中に逮捕された容疑者は今後どうなるのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。
菊地弁護士:
「執行猶予というのは“謹慎期間”です。静かに、大人しくしていなさいということだったにもかかわらず、こういうことをやるというのは非常に重いです。ですから今回は実刑で執行猶予も取消となる可能性があるかと思います。あと暴行以外にも、また自転車で同じような危険行為をやっているということも改めて立件される可能性もあるかなと思います」
(関西テレビ10月14日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)