米大統領選討論会、一方のマイク切る時間帯を導入 割り込み防止で

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大統領候補による第2回討論会で冒頭に発言権のない候補者のマイクを切る措置が決定した/Win McNamee/Getty Images

大統領候補による第2回討論会で冒頭に発言権のない候補者のマイクを切る措置が決定した/Win McNamee/Getty Images

(CNN) 米大統領候補討論会委員会(CPD)は19日、22日に予定されている2度目の討論会について、候補者の1人が発言する際に相手側のマイクを一定時間切る措置を取ることを明らかにした。

CPDは19日午後に会合を開き、討論会の形式について規定の変更が必要かどうかを話し合った。その結果、トランプ氏とバイデン前副大統領による第1回の討論会が収拾のつかない事態に陥ったことを踏まえ、変更が必要だとの結論に達した。

CPDの関係筋によると、マイクを切る措置は全会一致で決まった。また、これは規則の変更ではなく「両陣営が同意していた規則への順守をより進める対応だ」との認識も示された。規則変更とすると両陣営の間で話がまとまらなくなることが懸念されたという。

トランプ陣営の広報トップはCPDの決定を「彼らが肩入れしたい候補者が有利となるような試み」と批判したが、変更があってもトランプ氏はバイデン氏と討論を行うと述べた。

先月29日に行われた第1回討論会では、トランプ氏が再三バイデン氏の発言に割り込んでいた。来月3日の大統領選に向けた両者の討論会は、今月22日に行われる次回が最後となる。

CPDは声明で規定の変更について、両陣営を完全に満足させるものではないかもしれないとしつつ、バランスは取れており、米国民の利益にかなう措置だとの認識を示した。

討論会でマイクを切る運用は以下の通り。設定された6つのテーマの冒頭、両候補者はそれぞれ最初の質問に2分間答えるが、この時間帯は相手側のマイクは入らない状態になる。2分の回答時間が終わると両方のマイクが入り、自由な討論が可能になる。

CPDは声明で、自由討論の際にも両候補者がお互いの発言時間を尊重することを望むと強調。節度を保った論戦こそが、視聴する国民の利益につながるとの見解を示した。

またこれまでと同様、司会者は90分の討論時間を両候補者に対してほぼ均等に割り振ると説明し、相手の発言を遮った分は後からそのまま相手の持ち時間として与えられることになると述べた。

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