福岡県飯塚市は19日、市都市計画課で現金約30万円などを保管していた金庫が9月に盗まれたと発表した。市は同日、飯塚署に被害届を提出した。
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市によると、金庫には職員の懇親会費積立金など計29万5319円、市に事務局を置くボランティア団体への寄付金を管理する預金通帳2冊などを入れ、受付カウンターの下に置いていた。9月11日午後に職員が確認したが、週明けの同14日午前9時ごろ、なくなっていることに気付いた。
市は同日、署に通報。庁舎への出入りを確認した職員17人への聞き取りなど内部調査を進めてきた。金庫は重さ約10キロで、高さ17センチ、幅35センチ、奥行き30センチのダイヤル式。市は「盗難の可能性は低いと考え、リスク管理が甘かった。今後は管理方法を見直す」としている。 (丸田みずほ)