米軍幹部相次ぎ来日 中国けん制の狙いも

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米軍幹部相次ぎ来日 中国けん制の狙いも

 来日中のデービッドソン米インド太平洋軍司令官は23日、岸信夫防衛相、茂木敏充外相とそれぞれ会談した。茂木氏との会談でデービッドソン氏は「日米豪印外相会談(10月6日)を持てたことにお祝いを申し上げる。4カ国が一堂に会して『自由で開かれたインド太平洋』の力強い推進力を見せることができた」と語った。夏以降、米軍幹部の来日が相次いでおり、東シナ海や南シナ海で活動を活発化する中国をけん制する狙いもある。

 8月の米宇宙軍制服組トップのレイモンド作戦部長を皮切りに、10月にはブレースウェイト海軍長官(15日)、マッカーシー米陸軍長官(20日)も訪れ、日本の外務・防衛幹部と抑止力強化を確認してきた。

 デービッドソン氏は22日には菅義偉首相を表敬訪問。中国の海洋活動を念頭に、一方的な現状変更の試みに「深刻な懸念と強い反対」を表明していた。

 日本は9月に菅政権が発足したばかりで、米国は11月の大統領選に向け、トランプ大統領が内政にかかりきりになっている。日米は中国を念頭に、地域で「力の空白」を作らない姿勢をアピールしたい考えだ。日本政府関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大で移動が制限される中での相次ぐ米軍幹部の来日は、日米同盟重視と中国けん制のメッセージになる」と指摘した。【加藤明子、畠山嵩】

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