11月3日実施の米大統領選に向けた最後の候補者討論会が22日(日本時間23日)、米南部テネシー州ナッシュビルで行われ、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)が新型コロナウイルス問題などに関して議論を交わした。
トランプ氏は赤色のネクタイ、バイデン氏は青色のネクタイ姿で登場。前半の議論では司会者の進行に合わせ、両者は落ち着いた論戦を展開。今回の討論会で導入された各テーマの冒頭2分間は相手方のマイクを消音するルールが機能し、両者の発言が何度も重なる前回の討論会のような場面は少なかった。
前回討論会ではトランプ氏がマスクをポケットから取り出し自身が適切に使用していることを訴えるパフォーマンスを繰り出したが、今回はバイデン氏がマスクを取り出し感染防止策としてマスク着用の重要性をアピールした。