ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ(中山区)で10月29日~30日の1泊2日の日程で、日本航空(JAL)のビジネスクラスの食事を提供しながら現役キャビンアテンダント12人がおもてなしをする「JAL Sky Dining 空中饗宴」が開催された。(台北経済新聞)
【写真】ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ笹谷久雄総経理と日本航空台北支店武田亨支店長
企画は、JALの現役キャビンアテンダントが発案し、7月から計画が進められた。コロナ禍で自由なフライトが楽しめなくなった今、JALのビジネスクラスの雰囲気とサービスを提供したいキャビンアテンダントのアイデアで、同ホテルの和食堂「なかやま」の料理長・藍文彬シェフとJAL専属シェフの監修の下で調理したビジネスクラスのメニューが楽しめる食事と同ホテル1泊をセットにした。
同ホテル総経理の笹谷久雄さんは「5つ星ホテルでサービスも行き届いた台北で唯一の日航ホテルである当ホテルと、2年連続5スターエアラインSKY TRAXに認定されているJALが提携し、現役のキャビンアテンダントによるサービスとおもてなしを皆さまに提供できることを大変うれしく思う」と話す。第1弾の今回の予約は台湾人が約8割を占めた。平日の一日限りのイベントながらも完売し、今後も開催を予定しているという。
台湾支店長の竹田亨さんは「発案者のキャビンアテンダントは、発案から当日の現場での仕切りまで全てを一貫して担当し、今回の企画は人材育成の場ともなった。コロナ禍で飛行機が飛ばせないが、このような形でビジネスクラスの体験をしていただき、皆さんにJALのことを忘れないでほしい」と期待を込める。
今回のプランは1泊2日で6,988元から提供。15時にチェックインし、航空券の引き渡し、17時30分から搭乗準備として航空講座やJAL歴代の制服姿の披露、19時から現役キャビンアテンダントのサービスによるビジネスクラスの食事体験、翌日朝食ビュッフェ込みで14時にレイトチェックアウトとした。