<米国の選択>経歴、コロナ対応… 対照的な「老将」同士 いよいよ投票へ

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<米国の選択>経歴、コロナ対応… 対照的な「老将」同士 いよいよ投票へ

 米大統領選は3日、いよいよ投開票日を迎える。共和党候補のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)という「老将」同士の一騎打ちだが、互いが歩んできた道は対照的だ。

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 1946年に米東部ニューヨーク州で生まれたトランプ氏は大学卒業後、父親から不動産業を引き継いで、ホテルやカジノ、ゴルフ場の経営などで成功を収め「不動産王」と呼ばれた。テレビ番組の司会を務めるなどして知名度を高め、2016年11月の大統領選に出馬し初当選。軍や政府の要職についたことのないまま就任した初めての大統領となった。

 一方のバイデン氏は、42年に米東部ペンシルベニア州で生まれた。大学卒業後、弁護士などを経て、当時最年少の29歳で上院議員に初当選。議員生活は以後36年にわたり、主に司法・外交畑を歩んだ。2009年から17年まで副大統領としてオバマ政権を支え、政治家としてのキャリアは半世紀近いベテランだ。

 政策も大きく異なる。再選を目指すトランプ氏は「米国第一主義」を掲げ、国際的な枠組みからの離脱も辞さない強気の対外交渉を続けた。一方でバイデン氏は「国際協調」を重視する姿勢を打ち出している。税制面でも給与税や法人税などの大幅減税を進めるトランプ氏に対し、バイデン氏は富裕層や大企業への増税で所得の再分配を訴える。

 新型コロナウイルスを巡っても対応は分かれた。ウイルスの脅威より経済活動の再開に積極的な姿勢を示すトランプ氏に対し、バイデン氏はマスク着用の義務化や検査態勢の拡充を主張する。

 10月2日に自身のツイッターで感染を公表したトランプ氏は、入院先の陸軍病院からわずか3日で退院し、その後の大規模集会にマスクを着用せず登場。支援者を前に「コロナを恐れるな」と回復を強調した。一方でバイデン氏は、マスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)を義務付けた小規模集会のほか、車に乗ったままの聴衆に対して演説する「ドライブイン集会」を開催。対照的な選挙運動を展開してきた。【岡崎英遠】

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