「パスワードより押印」 山梨知事がデバイス改良急ぐ考え

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「パスワードより押印」 山梨知事がデバイス改良急ぐ考え

 脱押印の動きをめぐり、はんこ生産地・山梨県の長崎幸太郎知事は28日の記者会見で、実物のはんこの押印情報を電子的に取り込む「押印デバイス」の改良を急ぐ考えを示し、「下手なパスワードより(認証が)はるかに強力」と述べた。

 長崎氏は「われわれがやらなければいけないのは、はんこがデジタル化の速い流れに乗れるようにすることだ」と、デジタル化とはんこ文化の両立を改めて強調した。

 長崎氏は7月、産経新聞の取材に対し、はんこ産業を守るため、県産業技術センターが押印デバイスの開発を行うと明らかにしていた。

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