打ち上げへ「緊張とわくわく」 野口さん、米フロリダ州の発射基地で会見

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打ち上げへ「緊張とわくわく」 野口さん、米フロリダ州の発射基地で会見

 米宇宙船「クルードラゴン」運用1号機に搭乗する野口聡一さん(55)が日本時間の10日午前、発射基地のあるフロリダ州ケネディー宇宙センターで記者会見した。

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 野口さんは5日後に迫った打ち上げに向け「準備は順調。わくわくと緊張、両方を感じる」と話した。

 野口さんは9日、同僚の米国人飛行士3人とともに訓練施設のあるテキサス州ヒューストンから同センター入り。記者会見前に、クルードラゴン宇宙船を載せたロケットが整備棟から発射台へと移送されるのを見届けたといい、「宇宙飛行士として、後は発射に臨むだけ。小学生が運動会の前日に寝られないのと同じようなわくわく感と、仲間と一緒に大事な日を迎えるという緊張感の両方を感じる」と心境を語った。

 3回目の飛行となる野口さんは、2005年にスペースシャトル、09年にロシア宇宙船ソユーズに搭乗。「3種類の宇宙船に搭乗できるのは、宇宙飛行士冥利(みょうり)に尽きる。クルードラゴンは圧倒的に新しく、シンプルでエレガントな設計。宇宙服も軽くて、着やすくなっている」と話した。 

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