複数の少女にわいせつな行為をしたとして、岐阜県青少年健全育成条例違反などに問われた元公立中学校教諭の男の被告(26)の第2回公判が11日、岐阜地裁大垣支部で開かれた。弁護人によると、被告は初公判で条例違反の起訴事実を認めている。この日の公判でも、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)などの追起訴について「間違いありません」と認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告がインスタグラムなどのSNSを使い、中学や高校の女子生徒とみられる少女約200人に、わいせつな画像を送るよう求めたメッセージを送信し、性的な関係を持ちかけたこともあったと指摘した。
起訴状などでは、被告は教諭だった昨年8月~今年6月、18歳未満と知りながら、14、15歳の複数の少女に裸の写真を送信させたり、わいせつな行為をしたりしたとしている。