先般発表されたリクルートワークス研究所の大卒求人倍率調査によれば、2021年卒の求人倍率は1.53倍と前年の1.83倍から0.3ポイント下げ、リーマンショックの翌年2010年卒採用の1.62倍と近い数字となりました。
【全画像をみる】コロナ後の就活「買い手市場」の落とし穴…リーマンショックとは状況が違う
リーマンショック後はその翌年からさらに求人倍率が下がり、4年連続で1.2倍台が続き、再び1.6倍台まで戻ったのは2015年卒採用でした。つまり、リーマンショックは5年もの間、「買い手市場」、つまり企業側が強い採用市場をもたらしたといえます。
今回のコロナ後の新卒採用市場も、就活学生にとって厳しい時代をもたらすのでしょうか。