オバマ氏「民主主義の否定につながる」…敗北認めぬトランプ氏に懸念

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 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選で敗北を認めていないトランプ大統領について、オバマ前大統領は15日の米CBSニュースのインタビューで「(勝利を確実にした)ジョー・バイデン前副大統領の新政権の正統性だけでなく、民主主義の否定につながる。これは危険な道だ」と述べ、懸念をあらわにした。

 オバマ氏は「トランプ氏は負けるのが嫌いで、決して受け入れようとしない」と痛烈に批判した。トランプ氏が法廷闘争を続けていることを踏まえ、「(不正がなかったという)本当のことを知りながら、共和党員が話を合わせているという事実はより深刻だ」とも語った。トランプ氏に配慮し、同調する共和党にも批判の矛先を向けたものだ。

 トランプ氏は15日、バイデン氏について「彼は選挙で不正があったから勝利した」とツイッターに投稿した。「不正」という留保を付けながらも、トランプ氏がバイデン氏の「勝利」に初めて言及する形となった。

 トランプ氏に批判的な米CNNテレビは「初めてバイデン氏勝利の事実を認めた」と報じた。しかし、トランプ氏はその後、「我々は勝利する」「私は一切負けを認めない」とツイッターに相次いで書き込んだ。

 トランプ氏が続ける法廷闘争を巡っては、陣営内でも選挙結果を覆すのは困難との見方が広がっているが、トランプ氏は15日、「大統領選に絡んで憲法違反があったことを示すため、我々は近く大きな訴訟を起こす!」とツイートし、改めて徹底抗戦の構えを示した。

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