愛知県は16日、新たに63人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女63人で、名古屋市が38人、豊田市が6人、岡崎市と清須市が4人などとなっています。
このうち利用者や職員ら34人に感染が確認され、クラスターと認定された岡崎市の高齢者施設では、利用者の家族の70代男性が新たに陽性とわかりました。
また、岡崎市民病院に勤務する20代の男性看護師の感染も確認されました。
男性看護師は14日まで出勤していましたが、外来や入院患者には接触しておらず、マスクを着用するなど飛沫感染対策を講じていたことなどから濃厚接触者にあたる人はいないということです。男性看護師のいた休憩室などはすでに消毒を済ませていて、市は病院の診療には影響はないとしています。
さらに、愛知県警西警察署の交通課に勤務する50代の男性警察官の感染も確認されました。
愛知県警によりますと、男性警察官は交通取り締まりや事故捜査の担当で通常勤務だった11月13日の帰宅後に悪寒などの体調不良を訴え、翌14日に発熱したことから15日に医療機関を受診。16日にPCR検査をして陽性と判明しました。
西警察署では同僚ら19人が自宅待機していて、このうち6人が体調不良を訴えているということで、今後順次PCR検査を受けるということです。