(CNN) オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は19日までに、新型コロナウイルス予防策のマスク着用や対人距離の一定の確保について新型コロナに感染した自らの体験からその重要性を思い知ったとして米国民も守るよう訴えた。
マスク着用などを軽視するトランプ大統領の立場からは大きく離れる発言となっている。米国家安全保障会議(NSC)がツイッター上に載せた声明で述べた。
補佐官はこの中で、頻繁な手洗いを含めたこれらの予防策はワクチン接種が米国民の間に広く行き届くまでの絶対必要な措置であると強調した。
オブライエン補佐官は今年7月、家族と休暇を過ごした後、陽性反応を示していた。
NSCではトランプ大統領の感染が判明後、スタッフにマスク装着を義務付けていた。オブライエン氏の場合は、マスク着用の姿が時々見られたものの、外している場面も再三目撃されていた。トランプ氏に同行した今月2日のミシガン州での選挙遊説などではマスク無しだった。